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物流施設を電力拠点に、GATESが蓄電池事業

2026年9月9日 (水)

荷主GATES(東京都新宿区)は8日、出力50キロワット未満の「低圧系統用蓄電池」事業に本格参入すると発表した。4月の制度改正で低圧系統用蓄電池が需給調整市場などへ参入できるようになったことを受け、全国の未利用地や駐車場、商業・物流施設の空きスペースを活用して設置を進める。まず実証事業で事業性を検証する。

系統用蓄電池は、電力が余る時間帯に充電し、需要が高まった際に放電する設備で、太陽光など発電量が変動する再生可能エネルギーの有効活用や電力需給の安定化につなげる。制度改正により、小規模な未利用地や駐車場の一部なども分散型電源として活用できるようになった。

(出所:GATES)

事業化に向け、グリーンエナジー・プラス、エスコ、加瀬倉庫、アドウェイズ・エナジーの4社と連携する。GATESは事業費の投資やプロジェクト全体の戦略設計・実行管理、電力会社への系統連系手続きを担う。グリーンエナジー・プラスは蓄電池の販売や系統接続支援、電力市場での取引、エスコは設備工事や運用、加瀬倉庫は事業用地の提供を担当する。アドウェイズ・エナジーは高圧系統用蓄電池事業で得たノウハウを活用し、事業拡大を進める。デロイト トーマツには事業性評価などを依頼する。

物流分野では、物流施設内の十分に活用されていないスペースを蓄電池の設置場所として利用する。各地に分散配置することで、平時は電力需給の調整に使い、災害時には必要に応じて非常用電源として活用する。

GATESは第1弾の実証事業で事業性を確認した後、全国で低圧系統用蓄電池の多拠点展開を進め、事業モデルと収益基盤の確立を目指す。

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