ECラクスルは8日、AtoJ(大阪市北区)と連携し、後払い決済(BNPL)事業者向けに未払い金の回収業務を支援するサービスの提供を開始したと発表した。ラクスルの「パーソナライズDM」とAtoJの「OneNegotiation」(ワンネゴ)を組み合わせ、未払いの通知からオンラインでの対話や合意形成、支払い条件の調整、入金・案件管理までを一連の流れで支援する。
未払いが発生すると、利用者ごとに専用のQRコードを付けたダイレクトメール(DM)を郵送する。利用者はQRコードからワンネゴにアクセスして未払い情報を確認し、「即日払い」「分割払い」「翌月払い」「金額の修正」「身に覚えがない」といった選択肢から、自身の状況に合った対応を選ぶ。
ワンネゴでは、オンラインでの対話を通じて支払い条件を調整・合意し、入金・案件管理まで対応する。事業者による電話やメールなどの個別対応の負担軽減を図るほか、郵送を組み合わせることで、メールやSMSだけでは届きにくい通知を補完する。
背景にはEC(電子商取引)市場の拡大に伴う後払い決済の成長がある。矢野経済研究所の調査によると、国内市場は2024年度に1兆7000億円に迫り、29年度には2兆8000億円まで拡大すると予測されている。
両社は今後、BNPLに加え、サブスクリプションや会員制サービス、BtoB取引など、継続課金や請求業務を行う事業者にも提供を広げる。
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