荷主ElevationSpace(仙台市青葉区)とQPS研究所(福岡市中央区)は14日、それぞれ三菱重工業とH3ロケットによるライドシェア打ち上げ輸送サービス契約を締結したと発表した。ElevationSpaceは宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」の2号機を2027年に打ち上げる予定で、QPS研究所は小型SAR衛星「QPS-SAR」3機を同一便に搭載し、地球低軌道へ投入する計画だ。
ElevationSpaceのELS-Rは、宇宙空間で実験や製造を行い、その成果物を地球へ回収する小型宇宙機。初号機「あおば」はドイツのイーザー・エアロスペースが開発するSpectrumロケットでの打ち上げを予定しており、今回H3で2号機の打ち上げ機会を確保した。

▲「ELS-R」のイメージ(出所:ElevationSpace)
QPS研究所は、46センチ分解能の画像取得に対応する小型SAR衛星を開発している。今回の契約ではQPS-SAR3機をH3に同時搭載し、ライドシェア便の主要顧客の1社として打ち上げる。具体的な時期は今後公表する。QPS研究所は2028年5月末までに24機、2030年には大規模な衛星コンステレーションの構築を目指している。

▲小型SAR衛星(出所:QPS研究所)
H3のライドシェア利用が民間衛星で具体化することで、国内の衛星事業者にとって打ち上げ手段の選択肢が広がる。今回の2社分だけで、ELS-R1機とQPS-SAR3機の計4機が搭載対象となる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


































