荷主マーレジャパン(東京都豊島区)は15日、独マーレグループがバッテリー電気トラック向けに開発したレンジエクステンダーシステムについて、商用車メーカーとの最初のプロジェクトを開始したと発表した。試作車やテスト車両による早期の路上走行を目指す。

▲大型電気トラック向けレンジエクステンダーシステム(出所:マーレジャパン)
レンジエクステンダーは必要に応じて稼働し、電気トラックの航続距離を延ばすシステム。発電機や内燃機関、燃料タンクなどを一体化したユニットで、既存のバッテリー電気車両に組み込めるようにした。長距離輸送では充電設備の不足や長い充電時間、高額な充電コストが電気トラック普及の課題となっており、こうした制約を補う。
同システムを搭載したトラックは、バッテリーで400キロ、レンジエクステンダーでさらに400キロを走り、合計800キロを超える航続距離を見込む。従来のバッテリー容量の3分の1をレンジエクステンダーで代替することで、車両総重量を600キロ削減できる。航続距離を確保しながら車両を軽量化し、総保有コストの低減につなげる。

▲MCT電動モーター(出所:マーレジャパン)
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