国際MAN(ドイツ)は14日、ドイツ・ハノーバーで開催中の「IAA Transportation 2026」で、新世代の大型電気トラック「MAN eTGX」を披露した。新型バッテリーや空力性能の改善、回生性能の向上により、4×2トラクターで最大660キロ、7個目のバッテリーを搭載する6×2仕様では最大720キロの航続距離を確保する。4×2仕様は車両重量10.7トンで、標準トレーラーとの組み合わせで最大25トンの積載量に対応する。

(出所:MAN)
MANはeTGL、eTGM、eTGS、eTGXをそろえ、12−50トン級まで電気トラックの車種構成を拡大した。都市配送や自治体用途、建設、長距離輸送までをカバーする。7月末からはMCS(メガワット充電システム)対応のeTGX、eTGSの生産も開始しており、20%から80%まで30分程度で充電できるとしている。
車両側だけでなく、充電設備やエネルギー管理も含めた運用支援を強化する。欧州の電気トラック向け充電ネットワーク「MAN Charge&Go」では、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポルトガルなどで50拠点を追加する。高容量の受電設備がない拠点向けには「Smart Charging Cube」も展開し、電動車両の導入環境を広げる。
このほか、従来型車両では最大60トンのTGS 8×4を鉱山用途向けに投入し、安全支援機能も更新する。大型トラックから小型商用車まで電動化と効率化を並行して進め、輸送用途ごとの車種選択肢を広げる。
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