環境・CSRenstem(東京都中央区)は15日、大阪大学大学院基礎工学研究科の清野研究室との共同研究で、運転時の心拍変動と概日リズムを組み合わせた解析が、眠気検知に有効であることを確認したと発表した。
概日リズムとは、睡眠や覚醒、体温、心拍などが24時間の周期で変化する体のリズムを指す。眠気や心拍の状態は時間帯によって変わるため、共同研究では心拍変動だけでなく、時間帯による生理的な変化も考慮して眠気を捉える方法を検討した。
さらに、一人ひとりの生理的な特徴や1日の中での変化を踏まえて状態を判断する「N-of-1」の考え方を強化した。多くの人の平均値だけを基準にするのではなく、ドライバー本人のデータを基準にすることで、個人差を考慮した眠気検知を目指す。
enstemは今回の研究成果を「Nobi for Driver」の眠気アラートの判定方法に反映する。同社と清野研究室は今後も共同研究を続け、個人差や時間帯による状態の変化を踏まえた眠気検知技術の精度向上を進める。
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