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バイオエタノール市場、インドと日本で高成長

2026年9月17日 (木)

調査・データ矢野経済研究所(東京都中野区)は15日、自動車向けカーボンニュートラル燃料の世界市場調査を発表した。自動車向けバイオエタノールの世界消費量は、2035年に1億8621万8000キロリットルとなり、2025年比44.7%増加すると予測している。

需要拡大を支えるのは、各国によるガソリンへのバイオエタノール混合率の引き上げや低炭素燃料規制、税制・補助制度。25年時点では、ブラジルの平均混合率が50.7%に達し、インドもエタノールを20%混合する「E20」を実質的に達成した。今後は日本やベトナム、インドネシアでも政策変更によって需要が拡大する余地があるとみている。

世界の消費量は30年に1億5971万8000キロリットルと25年比24.1%増加する見通し。一方、主要国で目標とする混合率への到達が進むことや、バッテリー電気自動車の普及に伴うガソリン需要の減少から、成長率は徐々に鈍化すると予測する。

国別では、最大市場の米国が25年の5429万4000キロリットルから35年に6316万キロリットルへ16.3%増える見込みで、ブラジルは3444万9000キロリットルから4440万5000キロリットルへ28.9%増加すると予測する。

最大の成長市場になるとみているのがインドで、25年の1022万4000キロリットルから35年には2789万8000キロリットルと2.7倍になる見通し。日本も83万7000キロリットルから369万1000キロリットルへ4.4倍に拡大するとみている。調査は5-7月、自動車・燃料関連事業者への面談や電話取材、文献調査で実施した。

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