ロジスティクスセルラー測位技術を開発するPHYワイアレス(米国)は9月29日、生鮮品物流向け追跡ソリューションを手がけるサーファクト(ノルウェー)と連携し、コールドチェーンや食品輸送における位置情報の更新頻度向上と端末の長寿命化に取り組むと発表した。
両社が活用するのは、PHYワイアレスが開発したエッジ型のセルラー測位技術。GPSは衛星信号が遮られるコンテナ内や倉庫内などで測位性能が低下しやすく、消費電力も大きい。一方、セルラー網の電波を使って端末側で位置を算出することで、消費電力を抑えながら、より短い間隔で位置情報を取得できるとしている。
サーファクトは、温度管理が必要な食品などを対象に、貨物の位置や状態、輸送中の異常を監視する耐久型の追跡端末を展開する。今回の連携では、位置情報の更新頻度を高めつつ、バッテリー交換などの保守負担を抑え、輸送異常への早期対応やサプライチェーンの可視化につなげる。
サーファクトは欧州と北米でプラットフォームの展開を進めており、北米ではコールドチェーンや生鮮品輸送向けの新たな導入機会も検討する。両社は、大量の追跡端末を運用する物流現場で、測位頻度と電池寿命の両立による運用コストの低減を狙う。
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