M&A北米で4PL事業を展開するレッドウッド・ロジスティクス(米国)は1日、サプライチェーン分野のコンサルティング事業「Redwood Advisory」を新設したと発表した。物流ITの選定支援などを手がけるJBFコンサルティング(同)を買収し、同社の人材や知見を新事業に組み込む。
Redwood Advisoryは、物流ネットワーク戦略や将来の業務モデル設計、TMS(輸配送管理システム)、WMS(倉庫管理システム)などのシステム選定、データ基盤整備、AI導入準備などを支援する。システム導入前の構想策定だけでなく、導入後の定着や継続的な改善、投資効果の検証まで関与する。
レッドウッドは既存のデジタルサプライチェーン統合基盤「RedwoodConnect」や運用支援機能と組み合わせ、戦略策定からシステム導入、運用までを一貫して提供する体制を整える。
JBFが2026年3月に実施した調査では、複雑な物流テクノロジーを自社だけで適切に評価する能力に自信がないとする回答が42%近くに上った。また、レッドウッドの調査では、AIを物流に導入する荷主のうち、定量的な成果を得ているのは13%にとどまったという。
新事業では、組織体制やデータ基盤、技術構成、ガバナンスなどを評価する「AI Readiness Scorecard」も活用する。JBFが従来掲げてきたベンダー中立の立場は維持し、特定製品を前提とせず、荷主ごとの既存システムや取引先を踏まえて選択肢を提示する。JBF創業者のブラッド・フォレスター氏らもレッドウッドに加わる。
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