サービス・商品ホーチキは19日、防災クラウドサービス「HOCHIKI as a Service」(HCKaaS)に、複数建物の火災情報を一元管理する「Overview機能」を追加したと発表した。大学や工場に加え、物流施設や倉庫など複数棟を持つ施設を対象に、火災発生場所を敷地内マップで可視化し、施設管理者や警備員による初動対応の迅速化を支援する。

▲Overview機能の管理画面(クリックで拡大、出所:ホーチキ)
HCKaaS(ホーチキアース)は、建物に設置した火災受信機からの情報をクラウド上で管理し、SMSやEメールで関係者に即時通知するサービス。複数棟を持つ施設では建物ごとに火災受信機が設置されている一方、施設管理者や防火管理者が守衛所や防災センターなどにいる場合、火災が発生した建物の特定に時間を要することが課題となっていた。
Overview機能では、各建物の火災受信機から取得した情報を一つの管理画面に集約する。敷地内マップ上で火災発生場所を確認できるほか、建物ごとのエリア表示にも対応する。防災センターのパソコンだけでなく、通知を受けたスマートフォンからもマップを確認できるため、巡回中の警備員や遠隔地の管理者を含めて情報を共有できる。SMSやEメールの通知先も一括管理でき、設定作業の効率化と運用負荷の軽減につなげる。
HCKaaSは既設の同社製火災受信機にも対応し、大規模な設備更新をせずに導入できる。クラウドAPIを通じてほかの業務システムや建物OSとの連携も可能で、BCP(事業継続計画)対策にも活用できるとしている。
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