環境・CSR日本郵船は19日、グループ会社のNYKシップマネジメント(NYKSM、シンガポール)が設立25周年記念式典を16日にシンガポールで開催したと発表した。NYKSMは船舶管理と船員配乗を担う中核会社として、安全運航を支えてきた。式典には政府機関や海事関係者、取引先、日本郵船グループ関係者ら300人が出席した。
NYKSMは2001年10月に設立された日本郵船の100%子会社で、シンガポールを船舶管理の中核拠点として、フィリピン、インド、マレーシアなどに事業基盤を広げている。近年はインドで事業・研修機能を拡充し、25年にナビ・ムンバイへ新たなオフィスを設置、26年には研修所を開設した。今後も次世代の海事人材育成とグローバルな船舶管理体制の強化を進める。
式典では、世界的なサプライチェーンの混乱や地政学的な不確実性、脱炭素化、デジタル化など海運を取り巻く環境変化について言及した。日本郵船は、NYKSMが安全で信頼性の高い運航を支え、グループの事業基盤強化に貢献してきたと説明した。シンガポール海事港湾庁やシンガポール海運組合、シンガポール海運協会など現地の海事関係機関との連携も深めていく。
海運業界で次世代燃料を使用する船舶の導入が進むなか、NYKSMは環境対応船の管理を通じ、新たな燃料や技術への対応力を高めるとともに、船員の教育・訓練体制を強化する。今後も安全運航を最優先に、人材育成や能力向上への投資、環境対応、技術革新を進め、日本郵船グループと海事産業の持続可能な発展に寄与する。

(出所:日本郵船)
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