M&ANVIDIA(米国)は19日、Mercedes-Benz(ドイツ)と次世代の運転支援・自動運転システムの共同開発に向け、戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。Mercedes-Benzの車両エンジニアリングや車載OS「MB.OS」と、NVIDIAの車載コンピューティング、センサー、AI技術を組み合わせ、高度な運転支援から将来のSAEレベル4の自動運転まで開発を進める。
両社は、NVIDIAの車載コンピューティング・センサーアーキテクチャ「NVIDIA Hyperion」を基盤として活用する。AI(人工知能)による推論機能を備えた自動運転ソフトウェア「NVIDIA Alpamayo Stack」により、市街地での出発地から目的地までの運転支援、アクティブセーフティ、自動駐車に対応する。安全システム「NVIDIA Halos」も組み合わせ、冗長性を加えた安全基盤を構築する。
MB.OSとNVIDIA Hyperionを連携させ、新たな運転機能や無線(OTA)アップデートに対応する。両社は欧米市場向けに市街地での運転を支援するシステムを開発しており、今後はロボリムジンを含むSAEレベル4の自動運転への応用も進める。
Mercedes-Benzは自動運転に加え、生産領域でもNVIDIAの技術を活用している。車両エンジニアリングのシミュレーションやデジタル生産エコシステム「MO360」で、仮想空間での計画やAIベースのアプリケーションを利用する。両社は今後、グローバルな生産ネットワーク全体の効率性や柔軟性、品質の向上にも取り組む。
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