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トライプロ、DMS体験アプリを無料公開

2026年10月20日 (火)

サービス・商品事業用自動車向け安全機器などを手がけるトライプロ(東京都東村山市)は20日、スマートフォンのインカメラを利用して運転者の眠気や脇見を検知するAndroidアプリ「Open DMS Lite」を無料公開した。専用機器や通信回線を必要とせず、運送事業者などがDMS(ドライバーモニタリングシステム)の動作を体験できるようにする。

アプリはスマートフォンを車載ホルダーに取り付け、カメラで運転者の目や口、顔の向きなどを解析する。長時間の閉眼や居眠り時の頭部の動き、あくびのほか、一定時間以上の脇見を検知すると、音や振動、画面表示で警告する。映像や顔画像は端末内で解析した後に保存せず、ネットワーク通信も行わない。

運行後には警告の種類、発生時刻、継続時間、速度などを確認でき、CSV形式で出力できる。点呼や安全指導などでの活用も想定する。利用にはAndroid 13以上のスマートフォンと車載ホルダー、電源が必要となる。

国土交通省は20日、ドライバーの眠気や脇見を検知して警報する装置の車両への装備義務化を施行した。新型車は2031年9月、継続生産車は33年9月から適用される。

ただし、Open DMS Liteは制度への適合を保証する製品ではなく、国の認定や認証を取得したものでもない。車両に義務付けられるDMSの代替にはならず、同社は機能を体験するための後付けアプリと位置付けている。

同社は今後、夜間走行やサングラス着用時に対応し、外部カメラも利用できる有償版「Open DMS Full」を投入する計画。無料版についてはソースコードをMIT Licenseで公開する予定としている。

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