調査・データパーソルキャリア(東京都港区)は22日、転職サービス「doda」の9月と第2四半期(7-9月)の転職求人倍率を発表した。9月の全体の求人倍率は2.89倍で、前月から0.03ポイント、前年同月から0.46ポイント上昇した。求人数が前月比0.3%増えた一方、転職希望者数は0.7%減少した。
業種別では12業種のうち8業種で求人数が前月から増加した。増加率は「商社」が前月比2.3%増で最も高く、「小売・流通」が2.1%増で続いた。小売ではリユース市場の成長を背景に採用人数を増やす動きがみられ、流通ではドライバーやフォークリフト作業員などの現場職に加え、営業や事務など幅広い求人があった。同社は、自動化や業務効率化が進む一方、就業者の高齢化や人材不足から、人が担う業務を中心に採用ニーズが依然として高いとしている。
第2四半期の全体の転職求人倍率は平均2.82倍だった。転職希望者数は7月が前月比5.0%減、8月が5.1%減、9月が0.7%減と3か月連続で減少した。業種別では「IT・通信」の求人数が前四半期比106.2%と最も大きく増えた。
パーソルキャリアは10月以降、企業の採用意欲が引き続き高く、求人数の増加幅が転職希望者数を上回ると予想しており、転職求人倍率は上昇するとの見方を示している。
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