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三井56ベースに推進効率と低燃費性能向上

三井造船、リベリア・クリオマリン社向け貨物船を引渡し

2014年4月8日 (火)

荷主三井造船、リベリア・クリオマリン社向け貨物船を引渡し三井造船は8日、千葉事業所で建造していたリベリアのクリオマリン社向け5万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「アフリカンパフィン」が完成し、同日引き渡したと発表した。

アフリカンパフィンは、160隻を超える引渡し実績を持つ同社のベストセラー「5万6000トン型ハンディマックス・バルクキャリアー」(通称、三井56)の高い汎用性と信頼性を踏襲しながら、優れた推進効率と低燃費性能をさらに高めるため、電子制御エンジンを採用、船体形状を最適化した新船型「neo56BC」の二番船となる。

4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーで、全長190メートル未満として国内外の港湾に配慮した汎用性を確保。石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆など多様なバラ積み貨物に対応できるほか、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送も可能。