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三井造船、電子制御エンジンの5.6万トン型貨物船を引渡し

2014年7月3日 (木)

荷主三井造船、電子制御エンジンの5.6万トン型貨物船を引渡し三井造船は2日、千葉事業所で建造していたハンドベルシッピング社(パナマ)向けの5万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「アイエボリューション」が完成し、同事業所で引き渡したと発表した。

アイエボリューションは、三井造船が160隻超の引き渡し実績を持つ5万6000トン型ハンディマックス・バルクキャリアーの高い汎用性と信頼性を引き継ぎながら、電子制御エンジンを搭載し、船体形状を最適化した新船型「neo56BC」の4番船となる。

4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーで、全長は190メートル未満と、国内外の港湾に配慮した汎用性を確保。石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などの多様なバラ積み貨物だけでなく、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送にも対応できる。