M&ARS Technologies(東京都品川区)は11日、連結子会社の有研半導体硅材料(GRITEK)が、半導体用プライムウェーハを手掛ける中国の2社を完全子会社化する組織再編を実施すると発表した。
GRITEKは現在、12インチプライムウェーハを製造・販売する山東有研艾斯半導体材料(SGRS)の持分28.11%を保有している。中国有研科技集団と徳州匯達半導体股権投資基金合伙企業から残る71.89%を、株式交換と現金による支払いを組み合わせて取得する予定だ。
8インチプライムウェーハを製造・販売する山東有研半導体材料(SDGRITEK)については、持分85.02%を保有しており、徳州経済技術開発区景泰投資から残る14.98%を株式交換で取得する。取引完了後、SGRSとSDGRITEKはいずれもGRITEKの100%子会社となる。
再編により、プライムウェーハ事業の経営体制を一体化し、経営管理や意思決定の効率化を図る。調達、生産、販売での相乗効果や顧客基盤の相互活用を進め、サプライチェーンの強化につなげる。
GRITEKは併せて新株を発行して資金を調達する。調達資金は株式取得に伴う現金支払いのほか、対象会社の運転資金や債務返済、設備投資などに充てる。調達額や最終的な取得価格は未定。再編は2027年中の完了を予定し、上海証券取引所の審査通過や中国証券監督管理委員会の登録同意などを条件とする。取引後もGRITEKはRS Technologiesの連結子会社として維持する。
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