ロジスティクス日立ソリューションズ(東京都品川区)とヒタチソリューションズ・アジアパシフィック(シンガポール)は29日、ロジスティードグループがアジアや欧米に展開する22か国40拠点のERPを「Microsoft Dynamics 365」に刷新したと発表した。ロジスティードソリューションズ(東京都中央区)がプロジェクトを統括し、2年半で導入を進めた。
ロジスティードはアジア、欧州、北米を中心に30の国と地域で1000を超える拠点を展開している。M&Aなどでグループに加わった企業ではERPが個別に運用され、システムの老朽化や保守コストの増加、業務プロセスの属人化などが課題となっていた。拠点ごとにデータやコード体系も異なり、データ分析やレポート作成の負担となっていた。
今回の刷新では、経費精算や購買、請求などの業務と承認プロセスを標準化するとともに、各国の税法に対応したシステムを構築した。共通データモデルとマスターデータ管理も整備し、グローバルで統一したデータ活用基盤を構築した。これにより、決算集計業務は1社当たり月8時間から10分未満に短縮したという。
ロジスティードは2030年度に売上高1兆5000億円、海外比率50%以上を目指している。今後はERPの標準化をさらに進め、蓄積したデータの分析を経営判断や事業拡大に活用する。
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