調査・データイオレ(東京都港区)は29日、サイバー攻撃や外部サービスの障害が発生した際の業務継続を支える「閉域エッジ基盤」の概念実証を実施すると発表した。物流、製造、病院などを対象に、同日から参加事業者とセキュリティー分野の協業パートナーを募集する。11月末に完全子会社化を予定するWOODMANと連携して進める。
実証では、インターネットなど外部ネットワークとの接続を制限した環境に、重要な業務処理やデータを現場近くで運用する計算基盤を構築する。外部接続や中核システムの停止を想定し、閉域環境で継続できる業務やデータの範囲、復旧手順と所要時間、接続経路や認証・権限の設計による影響範囲の限定などを検証する。
イオレが実証を企画・運営し、WOODMANが液浸冷却ソリューション「IMMERSIA EDGE」とGPUサーバーを提供する。液浸冷却はサーバーを電気を通さない液体に浸して冷却する方式で、発熱量の大きいGPUサーバーを空調や設置スペースに制約のある現場へ配置するための条件も調べる。
参加対象は物流、製造、病院など、業務停止が社会や事業に大きな影響を及ぼす事業者で、準備が整った企業から順次実施する。イオレは実証結果を基に、業種や利用環境に応じた閉域エッジ基盤の導入・運用モデルの確立を目指す。
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