ロジスティクスMマートは30日、食品メーカーや卸、物流事業者、外食・小売事業者が連携する「WSアライアンス」を本格的に開始したと発表した。受発注や商品、配送に関するデータを連携し、食品サプライチェーン全体の効率化を図る。1月から構想を進め、畜産、水産、農産の複数企業による概念実証を経て正式なサービス開始に至った。
食品業界では、多重的な流通構造に加え、人手不足や人件費、食材価格、物流費の上昇が事業者の負担となっている。WSアライアンスでは、参加企業が持つ受発注データ、商品情報、配送情報などを活用し、業務プロセスの自動化と可視化を進める。企業ごとの部分的な効率化ではなく、サプライチェーン全体を最適化し、取引コストや物流コストの削減、サービス水準の向上を目指す。
物流面では、常温、チルド、冷凍に対応する倉庫に加え、物流加工と配送を組み合わせた3PLサービスをアライアンス会員に提供する。Mマートが販売元となり、業務用食材に特化したEC(電子商取引)を通じて全国の買い手企業に商品を供給する。同社のプラットフォームには、飲食店やホテル・旅館、セントラルキッチン、給食センター、介護施設、病院など約25万社が参加している。
アライアンスへの参加は審査制または招待制とし、今期中に50社の参画を見込む。Mマートは参加企業との連携を広げ、持続可能な食品流通インフラの構築につなげる。
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