認証・表彰常石ソリューションズ東京ベイ(東京都港区)は10月30日、自律運航技術の操船制御システム「sMCS」と短期航路計画システム「iRPS」について、日本海事協会(ClassNK)の技術認証を取得したと発表した。日本財団が推進する無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」で開発を進めてきた技術で、既存の規則・規格に基づいて設計された技術と同等の許容可能な安全性が確認された。
sMCSは、離桟から着桟までの操船制御を自動で行う。航海計画やセンサー情報を基に制御指令値を演算し、複数の機器と連携して船舶を制御する。iRPSは、航海中の他船や障害物との衝突、座礁などのリスクを避けるため、周辺状況に応じた避航計画を策定、提案する。
両技術は、ClassNKの「技術認証ガイドライン」と「自動運航、自律運航に関するガイドライン」に基づく審査を経て認証を取得した。システムは国際両備フェリーが所有する離島航路旅客船「おりんぴあどりーむせと」に搭載され、国の船舶検査に合格した上で実証運航を行ってきた。
認証を取得した技術は、同社が開発した簡易自律ナビゲーションシステム「sANS」にも活用する。sANSはYAMAX、戸髙製作所と共同開発を進める簡易自律操船システムにも組み込む予定で、幅広い船種への展開を目指す。同社は今後も自律運航技術の開発と社会実装を進める。
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