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世界コンテナ運賃反落、米国向け下落が重荷

2026年10月30日 (金)

調査・データ海運調査会社ドリューリー(英国)が10月29日公表した世界コンテナ運賃指数(WCI)は、40フィートコンテナ当たり4429ドルとなり、前週比3%下落した。2週続いた上昇から反落し、太平洋横断航路の運賃低下が全体を押し下げた。

上海発ロサンゼルス向けは同6%減の7514ドル、ニューヨーク向けは5%減の9631ドルとなった。来週は6便の欠便が予定され、供給余力は限られるものの、米国の輸入需要は減速傾向にある。米小売業協会は11月の海上輸入量が前月比11%減少すると予測しており、ドリューリーは来週も運賃が下落するとみている。

一方、上海発ロッテルダム向けは1%増の3686ドル、ジェノバ向けは4151ドルで横ばいだった。欧州航路では来週の欠便が4便と今週の8便から減り、供給量が増える見通し。船社は11月のFAK運賃引き上げを打ち出しているが、需要の弱さから定着するかは不透明としている。

東西航路全体では、スエズ運河の通航隻数が前週62隻と年初来最多まで回復した一方、ホルムズ海峡の通航は2隻にとどまった。今後も需要低迷や船社の供給調整、追加料金、米国の通商政策などが運賃を左右する見通しだ。

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