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工場・物流現場の情報分断にメス、2社協業

2026年11月5日 (木)

M&Aゼントロン(東京都中央区)は4日、ホロンシステム(千代田区)とフィジカルAIデータ基盤「NEXUS」に関する業務提携とソリューション連携を開始すると発表した。製造・物流現場の設備データと業務システムを連携し、生産管理や品質管理、現場DX(デジタルトランスフォーメーション)を進める。

製造・物流現場では、人手不足や高齢化に加え、自動化設備ごとにデータが分断され、現場全体の改善に活用しにくいことが課題となっている。特に設備などの制御系であるOTと、生産管理などの情報系であるITの分断が、個別設備にとどまる部分的な最適化につながっているという。

ゼントロンのNEXUSは、OTとITを接続し、製造・物流設備の稼働状況や動作データをリアルタイムで収集、構造化する基盤。多様な通信方式への接続を容易にするほか、複数設備をまたぐ制御をローコードで設定し、稼働ログなどを自動的に蓄積する。データ連携に伴う開発・運用コストを最大80%削減できるとしており、AIモデルの学習やデジタルツイン構築にも活用する。

今回の提携では、NEXUSとホロンシステムが持つ生産管理やAI解析、品質管理などの製造業向けソリューションを組み合わせる。設備や人の動きから得られる情報を業務改善に活用し、現場全体の最適化につなげる。両社は多品種製造業をはじめとする企業への展開を進め、生産性向上とモノづくりDXを支援する。

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