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軽貨物管理アプリCarryNote、運営会社を分離

2026年11月5日 (木)

M&A軽貨物ドライバー向け業務管理アプリ「CarryNote」(キャリーノート)を運営するキャリーノート(東京都墨田区)は5日、サービスの運営会社として9月7日に設立したと発表した。これまでエフワークス(同)が提供してきたサービスを新会社に移管する。法人向けの「CarryNote Plus」はすでに新会社で提供を開始しており、個人向けスマートフォンアプリも順次移管する。

新会社設立の背景には、運送事業者が業務管理サービスを運営することによる利益相反への懸念がある。エフワークスは自社でも貨物軽自動車運送事業を手がけており、アプリに蓄積される利用者の取引情報が運送事業に活用される可能性を考慮した。運営会社を分離し、利用者情報を新会社が管理することで、運送事業からの独立性を確保する。

両社は戦略的パートナー契約を締結しており、エフワークスはサービス改善に向けた現場の意見提供や、今後予定する荷主向けサービスの一部営業業務などで協力する。新会社はエフワークスへの業務委託に際しても、契約で情報の目的外利用を禁止し、取り扱う情報を必要な範囲に限定する。

CarryNoteは、軽貨物の個人事業主ドライバーを対象に、日報の作成や売上・経費管理などをスマートフォンで行えるサービス。チャット形式の質問に回答することで、車両点検や健康状態、アルコールチェックなどを記録でき、業務終了時には日報を自動作成する。法人向けのCarryNote Plusでは、所属ドライバーの日報保管や案件指示、請求書・支払通知書の管理などに対応する。

個人向けアプリはiOSとAndroidで提供しており、基本機能は無料で利用できる。記録件数の制限を解除する有料プランは月額800円。新会社への移管後も既存利用者のアカウントやデータ、課金契約は引き継がれ、利用者側の手続きは不要としている。

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