M&Aパワーエックスは5日、エナジー・ヴォルト(スイス)との米国などでの協業に向け、Energy Vault Japan(東京都千代田区)と戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。2027年の米国での導入を想定し、最大1.5ギガワット時の同社製品の供給機会を共同で検討する。
対象はコンテナ型蓄電システム「Mega Power」、パワーコンディショナー、変圧器、開閉装置を一体化した系統接続パッケージ「Grid Connector」、大型蓄電池を内蔵するコンテナデータセンター「Mega Power DC」。最大1.5ギガワット時は「Mega Power 2500」の公称容量を基準に約600台分に相当する。

(出所:パワーエックス)
実際に供給する場合、対象製品はパワーエックスの国内工場で製造する。米国のクリーンエネルギー税額控除に関係するFEOC関連のサプライチェーン要件に適合するよう設計し、国内で製造する製品の米国市場への供給機会を開拓する。
米国ではデータセンターの拡大や再生可能エネルギーの導入を背景に、系統用蓄電池の需要が増加している。米国エネルギー情報局によると、26年の系統用蓄電池の新規導入計画は出力ベースで24ギガワットと、25年の導入実績15ギガワットを60%上回る規模となっている。
両社は米国向け製品供給に加え、日本、豪州、米国などで蓄電所やデータセンターの開発、資金調達、建設、運営に関する協業も検討する。
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