常石造船、9日午前8時50分から進水式ライブ中継

荷主常石造船（広島県福山市）は9日午前8時50分から、進水式の模様をインターネットでライブ配信する。進水するのは同社が開発したカムサマックス・バルクキャリア（8万1600トン型バルクキャリア）で、同社のTESSシリーズに並ぶ主力商品の一つ。

カムサマックスの呼称は、ボーキサイトの主要積出港であるアフリカ西岸ギニア共和国のカムサール港に入港できる最大船長となっていることから命名した。

7つの貨物倉を備え、貨物倉の倉口にはサイドローリングタイプのハッチカバーを装備。倉口サイズを極力大きくすることにより、荷役効率向上を図っている。

貨物は穀類、石炭、鉄鉱石が積載可能で、鉄鉱石のような高比重貨物は奇数番号のカーゴホールドに隔倉ごとに積載できる。

船尾に省エネ装置「MT-FAST」を取り付けることで燃料消費量の低減、燃料タンクにダブルハル採用や電子制御エンジン採用など、環境への配慮を図っている。

■常石造船常石工場進水式ライブ中継
http://www.ustream.tv/channel/Tsuneishi