軽油価格、値上り幅が縮小、宮城県は0.9円下落

環境・CSR石油情報センターが6日発表した軽油の全国平均価格は、4日時点で131.3円となった。上昇傾向は続いているものの、値上り幅は縮小した。

また、東日本大震災の被災地である宮城県では、震災後の3月28日時点で震災前の3月7日時点に比べて11円の大幅な値上がりを記録したが、4日の計測時には0.9円値下がりし、政府の燃料供給策による効果が出つつあるものとみられる。

一方、福島第一原発の被災による放射線物質への対応が続く福島県では、3月7日時点から1円上昇して136円となり、長崎県と並んで全国最高値を記録した。