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常石造船、シリーズ155隻目のばら積み貨物船を引き渡し

2014年10月16日 (木)

荷主常石造船、シリーズ155隻目のばら積み貨物船を引き渡し常石造船(広島県福山市)は16日、傘下の常石集団(舟山)造船で5万7700メトリックトン型ばら積み貨物船「TESS58」シリーズの「アギオスニコラス」を竣工し、9日船主に引き渡したと発表した。

アギオスニコラスは、常石造船が独自に開発したロングセラー商品ブランドTESS(ツネイシ・エコノミカル・スタンダード・シップ)シリーズのハンディマックスバルカーで、グループ累計で建造155隻目。

デッキクレーンを搭載するほか、ばら積み貨物に加えて鋼材なども搭載可能な汎用性の高さが特徴。小回りのきくハンディマックスサイズの中でも大型化を図り、5万8000トンの載貨重量を確保しながらも、波浪抵抗や風圧抵抗を低減する環境装置を搭載。燃費を向上させることで運航採算性を高めた。