サッポロHD、米業務用飲料最大手を買収

フードサッポロホールディングスは25日、合弁会社を通じ、業務用果汁飲料製造大手のカントリーピュアフーズ社を傘下企業に加える、と発表した。

サッポロインターナショナルと豊田通商の米国法人による合弁会社で米国果汁飲料メーカーのシルバースプリングスシトラス社を介してカントリーピュアフーズ社を買収するもので、サッポログループは国際事業の持続的成長と北米飲料事業の拡大を目指す。

カントリーピュアフーズ社への出資比率はサッポロインターナショナルが51％、米国豊田通商が49％となる。

サッポロインターナショナルは、2012年のシルバースプリングスシトラス社買収で北米での飲料事業に参入。カントリーピュアフーズ社を傘下に加えることで相乗効果の最大化を図る。