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豊田通商、愛知県みよし市に第2の物流センター

2011年6月3日 (金)

ロジスティクス完成予想図豊田通商は2日、100%出資子会社の豊通物流(名古屋市)が愛知県みよし市に第2の物流センターを建設すると発表した。今月末に着工する。第2三好センターでは自動車部品などを取扱う。投資額は土地・建物あわせて22億円で、2012年1月の稼動を目指す。

 

豊通物流は、国内に18の拠点を持つ豊田通商グループの中核物流会社で、2005年1月にはみよし市に三好センター(第1)を建設。海外で生産される自動車用の組付け部品を国内各部品メーカーから一括して受け入れ、梱包し、海外仕向地別にコンテナに集約して輸出している。

 

また、海外からの帰り便を利用した、輸入部品の国内向け供給基地にもなっており、輸出入双方向での合理的、効率的な国際物流サービスを提供してきた。

 

第2三好センターを建設することで三河地区の拠点を再編成し、グループ全体の物流の効率化・機能強化を図る。新センターは「災害対応型ライフライン供給エコシステム」をコンセプトとし、災害時には太陽光パネル・蓄電バッテリー・憩いの池を使い、業務運営に最低限必要な電力や水を確保できる物流センターを目指している。

 

豊通物流は、第2三好センターで初年度の2012年度に6億円、5年後の2017年度に12億円の売上高を目指す

新センターの概要
名称:豊通物流第2三好センター(仮称)
所在地:愛知県みよし市打越町新池浦11番4
竣工:2011年12月
事業内容:自動車部品などの物流業務
従業員数:30人程度
土地:1万7541平方メートル
建物:4500平方メートル×2(2階建て倉庫)