パイオニア、業務用車両向けミラー型端末を発売

サービス・商品パイオニアは17日、トラックなどの業務用車両向けに、カメラによる画像認識で安全運転を支援するミラー型テレマティクス端末を発売すると発表した。

高速で大容量のLTE回線を使って常時ネットワークに接続しているため、クラウドサービスを活用した業務指示や車両の動態管理をリアルタイムで行うことができ、内蔵する広角車載フロントカメラをドライブレコーダーとして使用するほか、レーン移動検知、前方車両発進検知や、GNSS（全地球型測位システム）での自車位置の捕捉、内蔵センサーによる危険運転検知――といった運転支援サービスを備えている。

車のバックミラーに取り付けることで、大がかりなシステム構築を必要とせず、導入コストを抑えた。顧客独自のサービスをアプリケーションとして搭載し、ネットワーク経由で機能の拡張やバージョンアップを提供する。

同社がが今春から本格的に展開している業務車両向けテレマティクスサービス「ビークルアシスト」の端末として使用することにより、動態管理だけでなく、日報・走行軌跡レポート・運転評価レポートの作成やドライバーへのメッセージ送信・読み上げなど、より高度な運行管理と運行支援サービスを利用することができる。

■「ビークルアシスト」サービス専用サイト
http://pioneer.jp/biz/biz_carnavi/cloud/