内外トランス 1-6月期、輸出混載好調で利益率2倍増

ロジスティクス内外トランスラインが30日に発表した1-6月期連結決算は、主力の輸出混載輸送売上が数量、金額ともに増加し、輸出フルコンテナ輸送、航空輸送でも増収となったことを受け、増収増益となった。売上高営業利益率は3.4％から6.9％へと大幅に上昇した。

日本部門では、輸出フルコンテナ貨物輸送の売上が31.6％増と大きく増加したほか、航空輸送売上も2.7倍増と躍進。主力の混載貨物輸出売上高も5.1％増と堅調に推移した。また、国内子会社「ユーシーアイエアフレイトジャパン」では、関空、成田両空港での通関業売上が寄与し、航空輸送も順調に推移して大きく売上を伸ばした。

海外部門は、日本発輸出貨物の増加や子会社独自の販路開拓で中国、タイ、韓国などで大幅な増収となった。この効果でセグメント利益は前年同期より3億8500万円多い4億700万円と、飛躍的な伸びを示した。

［内外トランスライン］2015年12月期第2四半期連結決算（単位：百万円）