常石造船、9/17の8.2万トン貨物船進水式を一般公開

イベント常石造船は21日、常石工場（広島県福山市）で9月17日11時35分から開催する進水式を一般公開すると発表した。

当日はNYKバルクシップ・アトランティック社向けのばら積み貨物船「NBAミレット」（総トン数4万3400トン、載貨重量トン数8万1600トン）が進水する様子を見学できる。同社は進水式と引渡し時に和太鼓、津軽三味線、尺八、ギター、ベースのサウンドを融合させたオリジナル曲を流している。

この船は同社の主力商品「ツネイシ・エコノミカル・スタンダードシップ」（TESS）シリーズのハンディマックス・バルクキャリア「TESS58」で、5つの貨物倉を備え、倉口にはエンドフォールディングタイプのハッチカバーを装備。倉口サイズを大きくし、30メトリックトンの揚貨能力を持つデッキクレーンを4基装備することで、荷役効率向上を図る。

穀類、石炭、鉄鉱石やホットコイルなどを積載可能で、鉄鉱石のような高比重貨物は第1、3、5カーゴホールドで隔倉ごとに積載できる仕様となっている。

見学は無料で、団体で参加する際にはツネイシビジネスサービスの総務部へ電話で申し込む必要がある。詳細は次の通り。

■開催概要

■問い合わせ先