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名古屋港の取扱貨物量、6年ぶりに減少も全国1位

2016年3月16日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は16日、2015年の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は3万3303隻で前年に比べ0.2%増加、総トン数も2億3466万トン(1.2%増)と増加した。総取扱貨物量は1億9795万トン(4.7%減)と、6年ぶりに前年実績を下回ったが、14年連続で全国1位となる見込み。

外貿貨物は、輸出で完成自動車、自動車部品の減少により5524万トン(4.3%減)、輸入では液化天然ガス(LNG)、鉄鉱石の減少により7576万トン(5.9%減)となり、全体では1億3099万トン(5.2%減)だった。

内貿貨物は移出が3175万トン(0.3%増)、移入が3520万トン(6.8%減)で、全体では6695万トン(3.6%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は重量ベースでで3.8%減少となる4749万トン。このうち輸出は自動車部品(6.1%減)の減少で2281万トンで3%減った。輸入は衣類・身廻品・はきもの(6.8%減)、自動車部品(2.4%減)などで、2402万トン(4.2%減)となった。

コンテナ取扱個数は、外貿コンテナが247万TEU(4%減)と減少し、外内貿合わせて263万TEU(3.9%減)と前年を下回った。