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三井造船、6万トン型エコ貨物船引渡し

2016年3月28日 (月)

荷主三井造船、6万トン型エコ貨物船引渡し三井造船は28日、千葉事業所で建造していたイオニックユニコーン社(マーシャル諸島)向け6万重量トン型ばら積み貨物運搬船「イオニックユニコーン」の引渡しを行ったと発表した。

同船は、三井造船の環境対応・低燃費船ラインナップ「neo60BC」の11番船。パナマックス幅で載貨重量6万トン以上を確保し、「56BC」から大型化しつつも港湾や航路の汎用性を維持しているほか、船首・船尾に新開発の省エネ船型を採用し、平水中の定航推進特性だけでなく波浪中の耐航性や操縦性に配慮した。

また、SOx排出規制強化に対応し、排出指定海域(ECA)内を航行できる低硫黄燃料油専用のタンクを持っている。

■主要目
全長:199.99メートル
幅(型):32.25メートル
深さ(型):18.5メートル
総トン数:3万4568総トン
載貨重量トン数:6万411メトリックトン
主機関:三井-MANB&Wディーゼル機関6S5 OME-B9.3
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人事:26人
船級:日本海事協会
船籍:マーシャル諸島
引き渡し日:3月28日