ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

佐川急便、小型車両に新ハイブリッドボディ採用

2011年11月21日 (月)
ハイブリッドボディ搭載車両(佐川急便仕様)

ハイブリッドボディ搭載車両(佐川急便仕様)

認証・表彰佐川急便は21日、全国で稼働する小型集配車両のボディに、グループ会社で車両整備・新車販売・ボディ製造販売事業を展開するSGモータース(大阪市大正区)が開発した新型ハイブリッドボディを新たに採用し、順次導入すると発表した。

 
佐川急便では現在、軽四自動車を除く全国の稼働集配車両2万台以上のうち、7割を占める小型集配車にSGモータースが開発したECOボディを搭載している。

 

このECOボディは、グリーン購入大賞優秀賞を受賞するなど環境に配慮し、庫内温度上昇を抑えたボディだが、輸送形態の多様化により、庫内へのオプション取り付け加工などが容易に行えないことから、SGモータースが次世代ボディの開発を進めていた。

 

SGモータースが、従来工法のポスト構造(SGパネルバン)とECOボディのメリットを融合した新型ボディとして、ハイブリッドボディを完成したことから、順次導入を進めることにしたもの。

 

ハイブリッドボディは、軽量化を実現することで積載重量の向上、低燃費化につながり、ドライバーの作業環境の改善、顧客に合わせた車両改造に柔軟に対応することが可能となることから、輸送効率の向上、温度管理を含めた輸送品質の向上を図ることができる。

 

SGモータースは今回のハイブリッドボディ開発によって、グループ以外のユーザー向けボディ販売を展開していく。