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日通、新造RORO船「ひまわり8」進水

2017年3月31日 (金)

ロジスティクス日通、新造RORO船「ひまわり8」進水日本通運は31日、東京-北海道航路で運航中の「ひまわり1」の代替船として「ひまわり8」を新造し、30日に三菱重工業下関造船所(山口県下関市)で進水式を行ったと発表した。

新造船は、船首・船尾にランプウェイを装備し、トレーラなどがそのまま入り込めるRORO船タイプの貨物船で、13年4月に就航した「ひまわり7」の準同型船。

リフターの可動範囲を1層分広げることで荷役の効率化を図るほか、上甲板部には危険品積載スペースを新設することで火薬類なども輸送可能としている。

省エネルギー対応設備として、ひまわり7と同様の装備に加えインバータ駆動式海水冷却ポンプを新たに採用し、より燃費性能を向上させた仕様としている。

9月に東京・中央防波堤内側内貿ふ頭へ回航した後、東京-北海道航路へ就航する。

■主要目
全長:166.9メートル
全幅:27メートル
深さ:23.27メートル
満載喫水:6.85メートル
総トン数:1万620トン
車両搭載台数:トレーラシャーシ177台、乗用車95台
定員:25人(船員14人、旅客11人)
航海速力:23ノット