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日本郵船、舶用燃料油の凝固防ぐ添加剤を開発

2017年11月16日 (木)

ロジスティクス日本郵船は16日、同社グループ会社の日本油化工業と、舶用燃料油の凝固を防ぐ添加剤「ワックスブレーカー」を共同開発したと発表した。

ワックス成分が多く含まれる舶用燃料油は、寒冷地を航海中に燃料油タンクの温度低下によりワックス成分が固形化し、エンジントラブルを引き起こす可能性がある。

今回開発したワックスブレーカーを燃料油に添加すると、凝固の原因となるパラフィンの結晶分子の間に成分が入り込み、結晶の成長を阻害することにより凝固を防ぐため、燃料油の低温流動性に起因する事故を未然に防止することが可能となる。

(出所:日本郵船)