三菱地所、テナント向けにフォーク安全講習会

環境・CSR三菱地所は2日、物流施設内でのフォークリフトによる事故防止を目指し、1月24日にフォーク販売会社であるロジスネクスト東京の協力のもと、テナント候補者向けに安全講習会を実施したと発表した。

三菱地所が開発した「ロジクロス厚木」（神奈川県厚木市）を一棟賃借している三鷹倉庫区画内で開催した。

講習会では「挟まれ事故」や「プラットホームからの落下事故」など具体的な事故事例についての「事象・原因・対策」を、画像やDVDを用いて分かりやすく解説。また、わき見運転等の不注意や、フォークリフトの点検不足によるブレーキ不具合、庫内の危険か所での注意喚起不足など、フォークリフトの作業環境を改めて見直す機会にする講義を実施した。

さらに、最新フォークを使って、模範的な日常点検を実演。加えて、360度ドライブレコーダーや誘導レーザーなどの安全用品の紹介、床面洗浄機や倉庫用スイーパーといった最新のフロアメンテナンス機器の操作体験を行った。