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住友倉庫・3Q、国際輸送好調で営業益9.7%増

2018年2月6日 (火)

財務・人事住友倉庫が6日発表した、2018年3月期第3四半期(4-12月期)は、国際輸送を中心に取扱貨物が増えたことで、売上高が9.2%増、営業利益が9.7%増加した。

物流セグメントでは、倉庫業が文書など情報記録媒体や日用雑貨を中心に貨物保管残高が堅調に推移したことで3.4%の増収、港湾運送は0.9%増収となった。

国際輸送業では、国際一貫輸送や航空貨物の取り扱いが増えたことから23.8%増収。陸上運送業とそのほかの業務では、eコマースに関連する輸送の取扱拡大に伴い陸上運送収入が増収となったことなどから、6.3%の増収となった。物流セグメント全体の売上高は8.4%増、セグメント利益は4.8%増加した。

海運セグメントでは、林産品やコンテナの輸送量が増加したことなどから、売上高が19.1%増加したものの、「運賃の回復が不十分だった」ことに加え、燃料油価格の上昇などにより6900万円の営業損失(前年同期は営業損失5600万円)となった。

不動産事業では、前年度に竣工した商業施設の賃料収入が寄与したことで1.3%増収。セグメント利益は増収に加え、前年同期に不動産取得税を計上していたことなどから9.9%増加した。

■2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
130,7999.2%
営業利益
7,6739.7%5.9%
経常利益
9,9119.2%7.6%
当期利益
6,71811.3%5.1%