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運輸局に「業法の柔軟な運用含め最大限の支援」指示

全国の運送会社に協力要請、物流混乱で国交省

2018年2月9日 (金)

ロジスティクス今月1日から日本海側を中心に断続的な降雪で物流が混乱していることを受け、国土交通省は8日、トラック運送事業者に物資輸送の確保に向けて協力するよう求める通達を全日本トラック協会に送った。

全日本トラック協会は9日、全国の都道府県トラック協会に対し、物資輸送の確保に向けてトラック運送事業者の協力を周知するよう要請した。

今回の大雪で北陸では物資輸送が停滞していることから、国交省は自動車局長名で、トラックの機動性を生かした素早い対応や物流事業者が所有する施設の効果的な活用によって物資輸送の確保に「最大限積極的に協力するよう」強く求めた。

協力する上で規制が障害になる可能性も出てくるが、トラック運送事業者が協力しやすくなるよう国交省は全国の運輸局長に対して指示。全ト協に宛てた協力要請では「貨物自動車運送事業法の柔軟な運用を含め、最大限の支援を行うこととしており、地元運輸支局などに遠慮なく相談」するよう付け加えている。