尾家産業、7月竣工の物流施設｢ダイナベース｣に入居

拠点・施設日本自動車ターミナル（東京都千代田区）は1日、京浜トラックターミナル（大田区平和島）で建設中の物流施設「ダイナベース」の1階部分に、尾家産業の「新東京支店」が入居すると発表した。

尾家産業は、主要取引先であるホテル・レストラン・居酒屋等の外食産業、病院・老健施設などのヘルスケアフード業界への提供だけでなく、食品以外の非食品・メニュー提案といったフードビジネスをトータルにサポートする総合食品商社。

今回ダイナベースに開設する新東京支店は、大田区内にすでに稼働している「東京支店」を9月に移転、拡充させるもの。現支店の近くに立地し、災害に強い免震構造に加え、72時間対応の非常用自家発電を完備、東京都の広域輸送基地である京浜トラックターミナルに位置し、充実したアメニティ、40フィートコンテナ車に対応していることなどが高く評価された。

日本自動車ターミナルは現在、葛西トラックターミナルでオーダーメイド型物流施設の建設に向けてパートナー企業を募集しているほか、2021年着工を目指して板橋トラックターミナルの全体再開発の計画を策定している。

■ダイナベース概要
所在地：東京都大田区平和島2-1-1京浜トラックターミナル内
建築面積：2万平方メートル
延床面積：9万7000平方メートル
構造：柱PCa梁S造、免震構造地上5階建て、Wランプウェイ
竣工予定：2018年7月