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ロジスティクスオイシックスドット大地は21日、同社が運営支援をする、三越伊勢丹ホールディングスの定期宅配型のECサイト「ISETAN DOOR」（イセタンドア）が同日にオープンしたと発表した。
同ECサイトは、伊勢丹新宿店で人気のブランドの商品と、生鮮品をはじめ、日常生活品などを購入できる定期宅配サービスで、まずは食品から取り扱いを開始し、今後より日常的に利用しやすい食品以外の商品の拡充も検討する。
オイシックスと三越伊勢丹は、ことし3月に協業提携契約を結んでおり、両社のそれぞれの強みを生かし、同ECサイトの事業成長を目指す。
オイシックスは、「Oisix」「大地を守る会」に加え、ことし10月に経営統合する「らでぃっしゅぼーや」の3ブランドで食品の定期宅配事業を展開している。
三温度帯物流センターや配送拠点、食品加工といった「フルフィルメント・プラットフォーム」と、定期宅配に特化したマーケティングやウェブプロモーションなどの「マーケティング・プラットフォーム」のノウハウや機能などを活用し、イセタンドアの運営支援をする。
なお、オイシックスでは、ほかにも「DEAN&DELUCA」オンラインストアのコンサルティングや、「Amazonフレッシュ」へミールキット「Kit Oisix」の卸売などを実施しており、今後はNTTドコモとミールキット専用ECサイトを立ち上げる予定で、いずれも同社プラットフォームを活用した事業展開をしている。
自社事業と他社からの受託を合わせた総流通金額を増加させることで、食品ECマーケットや高付加価値食品マーケットの拡大を図るとともに、物流の効率化も図るとしている。
