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熊本県南で“農商福”連携の貨客混載スタート

2018年7月24日 (火)
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ロジスティクス熊本県内の自治体や農林水産品の生産者などでつくる「くまもと県南フードバレー推進協議会」は24日、県南地域の商品を自由に組み合わせて購入できる仕組みとして、受注した個別商品を路線バスを活用して福祉施設に集約・梱包し、宅配業者が消費者に配送する小ロット物流網を構築したと発表した。25日から本格的な運用を開始する。

同協議会は、九州産交グループの「カッセジャパン」と連携して熊本県南産食品のインターネット通信販売やギフト販売を行っている。

新たなスキームでは、カッセジャパンが運営を担う通信販売サイト「くまもと県南ふぅーど市場」で受注後、八代、水俣・芦北地域の事業者に注文情報を配信。情報を受け取った事業者は、オーダーのあった商品を決められた営業所・停留所に持ち込み、水俣・芦北地域からは路線バスで、商品を産交バス八代営業所に搬送する。

その後は認定NPO法人「とら太の会」が八代営業所から商品を回収し、箱詰め作業を担当。佐川急便が梱包された商品を集荷し、消費者のもとへ配送する。