住友ゴム、トラック・バス用スタッドレスタイヤでリコール

話題住友ゴム工業はこのほど、同社製トラック・バス用スタッドレスタイヤ・ダンロップSP001、SP062、エコルトSP068のうち、2011年9月-ことし2月に生産した6サイズについて、一部でインナーゴムの厚みが局部的に薄く仕上がっていたと発表した。

充填した空気がタイヤサイド上部（接地面側）で内側からタイヤを補強するスチールコード近くまで浸透することで、空気溜りとなる場合があり、その状態で継続使用すると空気溜りが成長し、「サイドゴムが部分的に裂けてエアー漏れに至る可能性がある」として、国土交通省へリコールを届け出るとともに、仕上り不良タイヤを含む対象ロット全タイヤを無償で交換することに決めた。

国土交通省の発表によると、これまでにこの不具合に関する事故は報告されていないが、不具合報告は11件確認されている。

■リコールの詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000211026.pdf