住友ゴム、トラック用低燃費スタッドレスを9月発売

サービス・商品住友ゴム工業は22日、トラック・バス用低燃費スタッドレスタイヤ「ダンロップエコルトSP088」を9月から発売すると発表した。

同社独自のトラック・バス用のタイヤ技術「DECTES」（デクテス）を採用した低燃費スタッドレスタイヤで、発売サイズは10サイズ。

エコルとシリーズは、トラック運送業界で人手不足などによるコスト上昇が進み、タイヤの低燃費性・安全性・省メンテナンス性を求める声が高まっていることを受けて支持が広がっている低燃費タイヤで、新製品は独自の材料開発技術「4Dナノデザイン」を用いて開発した新カーボンを採用、カーボンとゴム分子の結合力を高めた。

また、新開発の低発熱部材でエネルギーロスを抑制し、さらに「2層サイドウォール構造」を採用することで低発熱化を実現した。これにより、転がり抵抗は耐摩耗性能重視のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「SP081」と比較し29％低減した。

従来から販売している氷雪上性能を重視した「SP001」、耐摩耗性能重視の「SP081」に、今回の低燃費スタッドレスタイヤを加えることで、幅広い顧客のニーズに対応する。

■サイズ