楽天エクスプレス、大阪市と堺市に配送エリア拡大

ロジスティクス楽天は17日、同社の配送サービス「楽天エクスプレス」を、大阪市24区と堺市で同日から開始すると発表した。

同サービスでは、楽天グループで生活用品や日用品のECサービスを提供する「楽天ダイレクト」と「楽天ブックス」の商品、「楽天市場」出店店舗を対象とする物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託する一部の荷物を配送している。

対象エリアは、東京23区内と東京都14市、千葉県4市に加え、今回から新たに大阪市24区と堺市も加わった。今後も段階的に拡大していく。

また、同配送サービスでは、不在再配達を減らす取り組みとして、楽天ブックスの商品を対象に、ユーザーの不在時にも事前に指定された場所への荷物の配達を可能にする「置き配」に対応している。10日からは、同サービスで配送する荷物のうち、楽天ダイレクトで取り扱う商品を、置き配に対応開始し、配送の効率化への取り組みを加速させるとともに、より利便性の高い配送サービスの提供を図る。

楽天は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」での包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、今回の楽天エクスプレスのサービス拡充もその一環となる。