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10月の主要コンテナ航路、北米往航7.4%増

2018年11月26日 (月)

調査・データ日本海事センターが22日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(10月)が159万7338TEUで前年同月に比べて7.4%増となった。累計では5.2%増で過去最高を記録した。10月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は57.6%増となる1TEUあたり2680ドルで5か月連続のプラス。

復航(8月)は52万8403TEUで2.1%元となり、6か月ぶりマイナス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は6.9%増の770ドルで4か月連続のプラスだった。

欧州航路(9月)は往航が140万6591TEUで6.6%増となり2か月連続のプラス。1-9月累計では統計開始以来最高となった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は3.7%増の1110ドルで2か月連続のプラス。復航は61万9035TEUで3.4%増となり2か月ぶりのプラス。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は9.9%減となる910ドルで7か月連続のマイナス。

日中航路(9月)は、往航が重量ベースで87万962トン(3.1%増)、金額ベースでは6746億円(1.9%増)で6か月連続のプラスとなった。運賃(横浜-上海間)は630ドルで3.3%増。復航は重量ベースで173万831トン(0.5%増)、金額ベースでは1.9%増の1兆1033億円で6か月連続のプラス。運賃は3.3%増の630ドル。

アジア域内航路(9月、日中韓台香+ASEAN)は332万4200TEU(4.4%増)で6か月連続のプラス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は4.6%減の741ドルで7か月連続のマイナスとなった。なお、アジア域内航路を取りまとめているIADAが2018年2月末をもって休止した。