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12月の主要コンテナ航路、北米往航21.8%増

2019年1月24日 (木)

ロジスティクス日本海事センターが24日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(12月)が164万5022TEUで前年同月に比べて21.8%増となった。累計では7.8%増で過去最高を記録した。同月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は53.9%増となる1TEUあたり2570ドルで7か月連続のプラス。

復航(10月)は59万2201TEUで3.8%増となり、3か月ぶりプラス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は11.3%増の790ドルで6か月連続のプラスだった。

欧州航路(11月)は往航が125万4713TEUで2.3%増で1-11月累計では統計開始以来最高となった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は5.5%増の1160ドルで4か月連続のプラス。復航は65万2030TEUで4.3%減。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は7.1%減となる910ドルで9か月連続のマイナス。

日中航路(11月)は、往航が重量ベースで97万9291トン(10.9%増)、金額ベースでは7562億円(1.1%増)で2か月連続のプラスとなった。運賃(横浜-上海間)は390ドルで2.6%増。復航は重量ベースで206万7236トン(3.9%増)、金額ベースでは4.9%増の1兆2638億円で2か月連続のプラス。運賃は4.9%増の640ドル。

アジア域内航路(11月、日中韓台香+ASEAN)は382万100TEU(4.4%増)で8か月連続のプラス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は3.4%減の757ドルで9か月連続のマイナスとなった。