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物流シニア層活躍推進小委、最終取りまとめ案報告

2018年12月7日 (金)
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行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は7日、第3回「物流における高齢者(シニア層)の活躍推進方策検討小委員会」を東京都千代田区の全日通霞が関ビルで6日に開催したと発表した。

この小委員会は、経営効率化委員会の下に設置されたもので、委員18人が出席した。今回の会合では、ゲストスピーカーである清水運輸グループの清水英次社長から、同グループの「物流業におけるシニア層の活躍方策」と題した講演が行われた。

同グループのシニア層の雇用維持・継続策は、車両運行上の安全面確保や就労上の健康面への配慮、個別に講じる直接の措置に加え、グループ内の他業種・他業務への配置転換のための就労環境整備など、広範な取り組みの中で進めていることが説明された。

小委員会では、事務局から前回開催時に中間報告された「シニア層の活躍に関するアンケート調査」についての最終取りまとめ案の報告され、今後の活躍推進方策の検討・策定を適切に行うため、一部の調査結果について補足調査を行うこととなった。

また、他業界、物流業界の選定対象企業を訪問のうえ実施する「シニア層の活躍に関するヒアリング調査」について中間報告が行われた。調査では、アンケート結果では抽出しきれなかった回答の内容・背景などの確認を含め、シニア層の活躍実態や取り組み内容を把握することとしている。各委員からヒアリング項目などについて活発な要望・意見が出され、これらを踏まえて今後の調整を実施することとなった。次回開催は、来年1月末を予定している。